柏崎刈羽原発の安全対策などを視察した東京電力の諮問機関が報告書をとりまとめ、「再稼働に向けて堅実かつ十分な準備をしている」と結論付けました。

報告書を取りまとめたのは、東京電力が設置した国内外の有識者による諮問機関である『原子力改革監視委員会』です。

監視委員らは2024年5月に訓練の視察や所員へのインタビューを行い、安全対策企業風土の改善に向けた取り組みを確認。

報告書では「所員の心構えと態度は非常に優れていて士気も高い」などとして、「7号機の再稼働に向けて堅実かつ十分な準備をしている」と結論付けました。

東電は「福島第一原発の事故から得られた教訓を踏まえ、更なる安全性、信頼性の向上に努めてまいります」とコメントしています。