日本銀行の植田総裁は更なる利上げについて判断する「時間的な余裕がある」と話し、慎重に検討していく考えを強調しました。この発言を受けて、円相場は一時、144円台後半まで円安が進みました。
日銀の植田総裁はきょうの講演で、「丁寧に確認していく時間的な余裕はある」と述べ、急いで利上げをするのではなく、アメリカなど海外経済や国内の経済・物価の動向を慎重に見極めていく姿勢を示しました。
日銀は2%の物価安定目標が実現する見通しであれば、段階的に利上げを進める考えですが、植田総裁は「予期せぬ事態もしばしば生じる」と説明。更なる利上げの時期については、「あらかじめスケジュールを定めるものではない」と強調しました。
植田総裁の一連の発言を受けて、市場では日銀の利上げの時期が遅くなるとの見方が広がり、円相場は1ドル=144円台後半まで円安が進む場面もありました。
注目の記事
迫る自民党総裁選!5人の“公約”を徹底比較 物価高は?外国人政策は?党改革は? 次の総理にふさわしいのは誰だ【edge23】

子どもの命を守る「チャイルドシート」助手席に設置したら交通違反? → 適正に使用しない場合、事故死亡率に約4.7倍の差も【警察に確認してみると】

【都道府県順位】自転車ヘルメット着用率1位は愛媛70.3%、最下位は…着用しない理由は「かっこ悪い」が上位だった

「毒キノコを食べたらどうなる?」本当に危険なキノコは6〜24時間たってから症状が出始める【画像あり】

1歳の誕生日はスイカ、2歳はご飯ケーキにろうそくを、9歳の時には…重い食物アレルギーで命の危険に瀕したパティシエ 店の名前は「あんしん」 【笑顔のケーキをあなたに 後編】

なぜそこで?「Uターンが相次ぐ市道」目の前に交差点があるのに…交通違反にはならないのか警察に聞いてみると
