子どもたちが相撲を体験できる催しが23日、宮城県岩沼市の神社で開かれました。
時疾風ら県内出身の力士も参加し、大いに盛り上がりました。

岩沼市の金蛇水神社で開かれた「こども相撲行事」。このうち、泣き相撲には、2歳未満の赤ちゃんが参加し、栗原市出身の力士、時疾風と大畑に抱えられて泣くまでの速さを競いました。

初めは落ち着いた表情を見せていた2人の赤ちゃんも、最後はこらえきれず大きな声で泣いていました。訪れた人からは温かい声援が送られていました。

仙台から参加の親子:
「全然泣かないかなと思っていたが、本当に泣かずきょろきょろしていたね」

「泣くかどうか不安だったが、抱っこした瞬間泣いてくれて勝ってくれて良かった」

このあと行われたぶつかり稽古では、自分よりもはるかに体の大きな力士に子どもたちが勢いよく当たっていきました。力士を押し出した男の子はうれしそうな様子でした。

参加した子ども:
「体格がしっかりしているから疲れた。(普段の)先生とは60キロぐらい違うから重く感じた」
時疾風(栗原市出身):
「たくさんの方に参加していただいて楽しかった。これを機に相撲が楽しいなかっこいいなと思って相撲を始めてくれたらうれしい」

参加した人たちは、力士との交流を楽しんでいました。