「スポーツクライミングジャパンツアー」のスピード第2戦が22日、倉吉市で開かれ、鳥取県協会所属の林かりん選手が自らの日本記録を更新して優勝しました。
倉吉スポーツクライミングセンターは、高さ15メートルのスピードを始めクライミング3種目の壁が全て揃う日本でも指折りの競技施設で、林選手の練習拠点でもあります。
決勝の対戦相手はここで一緒に練習している鳥取県協会の河上史佳選手、いわばホームゲームを戦う2人はこの日は好調で決勝まですんなり勝ち上がりました。
競り合った展開を制したのは林選手、今年6月に出した自らの日本記録を0秒05更新する7秒32をマークしました。
林かりん選手(鳥取県協会)
「素直にうれしいですし、有言実行できたのが一番達成感あるなと思います。目指すのなら7秒1、2を出すつもりでいるので、もっと国際大会や普段の練習をうまく使って、自分のグレードを上げていきたいなと思います。」
Q:6秒台に手が届きそう?
「頑張ります。」
林選手の日本記録更新は3回目、まずは世界と戦える6秒台、その先にロスオリンピックを見据えています。