中国で、学校での軍事訓練のレベルを向上させることなどを盛り込んだ「改正国防教育法」が施行されました。国民の国防意識を強化する狙いがあるものとみられます。
記者
「きょうは国防教育の日だということで、現在、北京市内では防空警報を鳴らす訓練が行われています」
「国防教育の日」の21日、中国では「改正国防教育法」が施行されました。
「改正国防教育法」では、▼「小学生に一定の国防意識をもたせること」や、▼「中学生に初歩的な国防知識と技能を身につけさせる」ことが盛り込まれています。
さらに、▼「高校生や大学生に対する軍事訓練のレベルを向上させなければならない」と明記されたほか、▼「学校での国防教育と兵役の宣伝を結びつけ、兵役に就くのは名誉だという雰囲気を作り出さなければならない」としています。
中国政府としては、アメリカなどとの対立が続く中、国民の国防意識を高めることで軍事力の強化につなげる狙いがあるものとみられます。
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