クマによる人的被害が相次ぎ規制が続いていた八甲田山系の登山道について、21日、立ち入り規制が全て解除されました。
八甲田では今年6月、タケノコ採りの女性が死亡するなどクマの人的被害が相次ぎ現場を中心に半径およそ3㎞で登山道5路線への立ち入りが規制されていました。青森県はこれまでの見回りで安全が確認できたとして9月14日に一部の路線を、残る3路線の立ち入り規制を21日に解除しました。3か月ぶりに通行再開した登山口にはさっそく登山客が訪れていました。
登山客
「ずっと(解除を)待っていたのもあって楽しみにしてきました」
県は入山する際にホイッスルや鈴を持つなどクマに遭遇しないための対策を取るよう注意を呼びかけています。