3年連続で奉納踊が中止となった「長崎くんち」の資料を集めた企画展が長崎市の歴史民俗資料館で開かれています。


長崎刺繍が鮮やかな89年前の船頭衣装など、くんちの歴史を感じられる品が並びます。

この資料展はくんち本番の10月を前に毎年開かれていて、3年連続で奉納踊が中止となったことしはおよそ40点が展示されています。


去年、資料館に寄贈された本古川町の子どもの衣装「海軍大将礼装」は90年前のくんちで使われたもので、江戸町の”陸軍”の衣装と並んで、今回初めて展示されました。

来年の開催への期待が込められたくんち資料展は、長崎市の歴史民俗資料館で10月9日まで開かれています。