静岡県熱海市で起きた土石流をめぐり、残ったままの盛り土の撤去を求めて静岡県が前の土地所有者に対して発出した措置命令は9月5日が着手期限です。前の所有者側は措置命令に応じない姿勢を示していて、県は6日にも行政代執行の手続きに入るかの最終的な判断をする方針です。
熱海市の土石流の起点で崩れずに残ったままの不安定な盛り土約2万立方メートルの撤去をめぐり、8月、静岡県は新しい条例に基づき、前の土地所有者に対して、措置命令を発出しました。
9月5日にその着手期限を迎えましたが、現在までに前の所有者側は措置命令に応じておらず、今後も応じるつもりはないとしています。
また、前の所有者側は崩落の原因究明を踏まえたうえで、措置命令を取り消すよう行政訴訟を起こすとしています。
関係者によりますと、現状を踏まえ、県は6日に盛り土をめぐる会議を開き、行政代執行の手続きに入るかの最終的な判断をする方針です。
一方、この前土地所有者などを相手取り遺族などが損害賠償請求を起こしていますが、5日午後には遺族や被災者113人が新たに熱海市と静岡県を相手取り、64億円あまりの損害賠償を求め、裁判を起こす方針です。
注目の記事
自分の名前も住所も思い出せない…身元不明の男女は“夫婦”か 2人とも“記憶喪失”状態 愛知・岡崎市が情報提供呼びかけ 「生まれは西三河」「長く関東で生活」と話す

クマ出没の画像、本当?嘘?見破れますか?フェイクニュースは“10年で100万倍増”騙されないコツを専門家に聞いた【AI×SNS 防災アップデート】

「本当は命を失う場所ではなかった」津波にのまれた指定避難所…震災を知らない大学生が被災地で辿る“後悔と教訓”の15年

【「公立いじめ」との声も】授業料無償化先駆けた大阪のいま…公立高校の約4割が定員割れ『私立有利・公立不利』の状況は“負のスパイラル”生む懸念【教育アドバイザー・清水章弘さん解説】

「私たち家族の楽しい思い出はすべて消え、苦しみや悲しみに変わった」娘を事故で失った小学校の元校長が訴える“命の尊さ” 修学旅行の引率中に「美果が交通事故で死んだ」と連絡が【第1話】

家族が死刑囚になったーー「殺人鬼の家族と呼ばれようとも」 残された両親と弟、過酷な現実の中で今も生き続ける









