東京都はさきほど、都営地下鉄と都電荒川線の車両で、車輪の組み立て作業のデータが改ざんされていたと明らかにしました。
東京都によりますと、都営地下鉄三田線と新宿線、大江戸線、都電荒川線のあわせて156の車両で、受託事業者の京王重機整備が車輪を軸にはめ込む際にかける圧力のデータを、都が指示した基準値に収まるよう改ざんしていたということです。
これを受け、都が緊急点検を実施した結果、圧力が都の基準値を下回っていた155の車両については安全性に問題がないことが確認できたということです。一方で、基準値を超えていた大江戸線の1両については念のために運用を停止し、近く車輪などを交換する予定だということです。
国土交通省はJR貨物のデータ改ざん問題を受け、全国の鉄道事業者に緊急点検の指示を出していました。
都によりますと、都営地下鉄と都電荒川線のダイヤに影響はないということです。
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