〈大相撲秋場所・十一日目 18日 東京・両国国技館〉
17日の東十両十枚目の東白龍(玉ノ井)との一番に「叩き込み」で敗れ、今場所「初黒星」を喫した西十両十一枚目の尊富士(25=伊勢ヶ濱)は「大相撲秋場所」の十一日目。
西十両四枚目の島津海(放駒)との一番が予定されていたが、島津海が18日に休場して「不戦勝」となった。
再び単独首位に向けて―。十両で首位を争っているのは、尊富士と十両筆頭の千代翔馬の2人で、17日現在まで共に9勝1敗。18日に尊富士が「不戦勝」で10勝1敗となったため、このあとの千代翔馬と英乃海(十両六枚目)の取組に注目が集まった。
千代翔馬と英乃海の取組は「掬い投げ」で千代翔馬に土がついた。千代翔馬はこれで9勝2敗。尊富士が再び単独首位となった。
【基本情報】
尊富士 弥輝也(たけるふじ・みきや)は青森県五所川原市出身の25歳。木造中学-鳥取城北高-日大を経て伊勢ヶ濱部屋に入門。3月の春場所で110年ぶりの新入幕優勝を果たしたが、右足首のけがのため、5月の夏場所は全休。十両に陥落した7月の名古屋場所は初日から休場し、中日の8日目から途中出場して2連勝したが、再休場していた。














