市民からの請願書を請願者の意思を確認せずに自作自演で偽造したとして、きょう、千葉市議会が市議会議員2人の辞職勧告決議案を可決しました。名義を無断で使われたとされる男性は取材に対し、「請願書を書いた覚えはない」と証言しています。
「賛成、全員であります」
きょう、千葉市議会の本会議で市議2人に対する辞職勧告決議案が提出され、可決されました。
2人は、会派「日本維新の会・無所属の会」に所属する桜井崇議員と大平真弘議員です。
2人は市議会に提出した請願について、請願者とされた市民の意思を確認せずに自作自演で請願書を偽造したと指摘されているのです。
これが、その請願書。本文は大平議員が作成し、署名は請願者が自らするべきところを無断で桜井議員が行ったとされています。よく見ると、請願者の欄がペンで雑に消されて修正されていました。
請願は、市側がその原稿案を提供するのを禁止するよう求めたものでした。
名義を使われた男性がきょう午後、JNNの取材に応じました。
名義を無断で使われた男性
「いや、失礼だよ。あんな請願書書いた覚えもないし、署名した覚えも、もちろん判子も押してない。何があったんだって感じ」
「請願書は書いていない」と無断で名義を使われたと話しました。
名義を無断で使われた男性
「(桜井議員は)支援していません。3回くらい顔見て話したことある程度。通りの木を切ってもらおうと思って、桜井議員にお願いしたんですよ、ただそれだけ。迷惑だよ、それは」
一方、辞職勧告された議員2人は疑惑を真っ向から否定。
桜井崇 議員
「本件請願書を作成した際に代表者に直接面会し、請願書の内容を数回説明させていただきました。代表者になっていただく旨、および代理で署名する旨の明示の承諾を得ております。文書偽造の故意がないことは明らかでございます」
大平真弘 議員
「請願書は請願者本人の自署と聞いており、弁明発言の機会がなく、このような結果になってしまったことは誠に遺憾です。今すぐに辞職する意向はございません」
辞職勧告決議に法的な拘束力はなく、2人は「辞職の意向はない」としています。
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