就職氷河期世代を中心とした求職者を対象にした合同就職説明会が、山梨県甲府市で開かれました。

説明会は、バブル崩壊後に就職難だった30代半ばから50代半ばの就職氷河期世代の雇用拡大を支援する県の事業の一環として開かれたもので、約150人が参加しました。

会場には、製造業や卸売業、それに医療・福祉など131の企業がブースを設け、仕事内容の紹介や面談が行われました。

県内には正規雇用を希望しながらも非正規で働いている、または職に就けていない就職氷河期世代の人達が5000人以上いるという統計もあり、県は、国の助成金の活用やセミナーの開催などで支援を継続するとしています。

新卒者や一般求職者を対象とした県主催の就職説明会は、11月にも開かれます。