“アルミくず”をつかった画期的な製造方法とは…

紹介してくれたのは、縦横1.5メートルほどの四角い箱。これが2022年に発売された水素製造装置で、世界を驚愕させたマジック装置だ。

一般的に水素を製造するには、石油や天然ガスなどの化石燃料が必要で二酸化炭素が排出されるが、ここで使われるのはアルミくず。

アルミニウムの製造過程で工場から排出される端材だ。そこに“ある反応液”を混ぜると、水素が発生するという。

しかも、二酸化炭素は出さず、同時に資源として使える水酸化アルミニウムを作り出すこともできるのだ。