創設以来初の「九州アジアリーグ」優勝を果たしたプロ野球北九州下関フェニックス。今シーズンの、下関市での最終戦に臨み、ファンと喜びを分かち合いました。下関市と北九州市の2か所に本拠地を置く北九州下関フェニックス。
きのう今シーズンの下関での最終戦を迎えました。
1年間の感謝を込めて、入場料は無料。市内外から、多くのファンが駆けつけました。
試合に先立ったセレモニーで、九州アジアリーグの初優勝が報告されました。
北九州下関フェニックス 松本直晃監督
「みんなでレベルアップして九州アジアリーグが盛り上がっていけばいいかなと思っております」

フェニックスは2022年の九州アジアリーグ参入以来、2年続けて2位と、悔しい思いをしてきましたが、8日の宮崎戦で勝利し、2位に8.5ゲーム差をつけ初優勝を決めました。
市内からのファン
「毎年見に来ているんですよ。うれしくてびっくりです」
フェニックスの野球教室に通う男の子
「すごいと思います。上田選手の三振を取るところを見たいです」
下関市でのシーズン最終戦。
先発は、宇部工業高校出身で入団1年目の上田優太投手です。
北九州下関フェニックス 上田優太選手
「独立に入って初めての登板なんで少し緊張している部分はあるんですけど自分の持っているもの出せたらいい」

上田選手は初回、3人で抑えたものの、2回に連打を浴びるなど4点を失い、交代。
独立リーグ初先発は課題が残る結果となりました。
フェニックスは今月27日に栃木県で開幕するグランドチャンピオンシップで、独立リーグ日本一に挑みます。