果実の盗難被害を防ごうと対策を強化です。
畑の状況をリアルタイムで把握できる高性能防犯カメラの設置が、山梨県南アルプス市で始まっています。


JA南アルプス市が導入した防犯カメラは、スマートフォンを使ってリアルタイムで畑の様子を見ることができるほか、センサーで人を感知すると通知が届き、離れた場所から声をかけることもできます。

9月2日は購入した農家を対象に説明会が開かれました。

参加した農家:
毎年少しずつ盗られる。一気に盗られると困る。畑がそんなに遠くないので夜中でもすぐに行けるようにと思って(買った)。

参加した農家:
今回は補助金があるので、この機会につけたいなと。

山梨県の補助金を使って1台およそ4万円。
こちらの男性は9月2日、さっそくカメラを設置しました。

ブドウの収穫の最盛期を迎えている山梨県南アルプス市内では今週、2つの畑でシャインマスカット合わせておよそ300房、40万円相当が盗まれました。

防犯カメラを設置した農家:
率先してみんながやらないと、前へ進まないので、1人でも多くカメラを設置されて泥棒が怖がるようにならないとダメ。

なお、JAや警察は農家に防犯カメラがあることを知らせるのぼり旗の設置をよびかけています。