世界バレー第1次ラウンド最終戦、先月30日(日本時間)のキューバ戦に勝利し、決勝トーナメント進出を決めたバレーボール男子日本代表の初戦の相手がフランスに決まった。チームが目標に掲げる「ベスト8」進出をかけ、日本時間6日の午前4時から、試合を行う。

相手がフランスに決まったことを受け、取材に応じたキャプテンの石川祐希(26)は「どちらかというと僕たちに似ているチームでディフェンスが良くて拾ってというチーム」と相手を分析。1次ラウンドで戦ったブラジルなどとは異なり「テクニックとかスキルで勝負してくるチーム。戦いやすいと言えば戦いやすいですし、型にはまってしまえば勝つのは難しい」と話した。


インタビューに応える石川主将

フランスは東京五輪で金メダルを獲得、世界ランキングは2位(2日時点)と強豪だ。通算の対戦成績は23勝44敗で日本は7連敗中。直近ではネーションズリーグの予選ラウンド(6月25日)と準々決勝(7月22日)で2回戦い、いずれも敗れている。

ただ、ネーションズリーグの予選ラウンドでは、日本は石川、西田有志(22)が出場せず。準々決勝も石川が左足首捻挫によりメンバーから外れていて“フルメンバー”で戦っていない。

足首の状態は「日に日に良くなっている。自分たちで掲げた目標を達成するために挑戦するだけです」と石川。チームが目標に掲げるベスト8へ、王者に挑む。