宮崎県高原町で新たな特産品を作ろうという取り組みです。
その特産品に使われるのが町の木に指定されている「タチバナ」。どんな商品が考案されたのでしょうか。

町政90周年の記念事業「たちばな特産品コンテスト」

(渕 雅顕 記者)
「こちら高原町では町の木にも指定されているタチバナを使って町を盛り上げようとする取り組みが進められています」

高原町の木に指定されている「タチバナ」。
かんきつ類で直径3センチほどの実がなり、「不老不死の実」として古事記に登場しているほか、500円硬貨のデザインにも利用されています。

そんな「タチバナ」は高原町では、街路樹として植えられるなど身近な存在ですが、実は、苦みと酸味があって加工に向かないこともあり、これまで活用は広がっていませんでした。

(高原町産業創生課 森山 業 課長)
「どうにかして高原と言えばというものを作りたいと思って、そのひとつに『タチバナ』というものをひとつ開発のもとにしてみたいという発想から生まれてこのコンテストをやった」