山形県寒河江市では、先月30日、観光ブドウ園がオープンしました。今年も、おいしく実ったブドウが楽しめそうです。

寒河江市の佐藤観光ぶどう農園では、秋の味覚・ブドウが旬を迎えるのに合わせて、30日に開園式が行われました。



今年は、春先の高温や7月の大雨で、生育が早まったり実が割れたりするなどの影響を受けたものの、光のあて方や水の管理などの生産者の努力で、今年も美味しく仕上がっているという事です。



藤井響樹アナウンサー「こちらはピオーネという品種なんですが、ご覧ください。一粒一粒の大きさがピンポン玉ぐらいの大きさがあります。山形にきてから私、初めてブドウを食べます。口の中に入れた瞬間に、水分量が本当にとてつもなくて甘みが強いんですけども、それと同じくらい酸味もあってバランスが抜群でとてもおいしいです」



佐藤観光ぶどう農園では甘みが強く、独特の香りが特徴の「サニールージュ」と、実が大きく、甘みと酸味のバランスが良い「ピオーネ」を楽しむことができ、開園式が終わると早速、訪れた人が旬のブドウを味わっていました。



こども「甘かった」



訪れた人「今年のブドウはとても甘くておいしかった。一緒に家族と来たいと思います」



園のぶどうは、どれも種無し!賑やかに楽しむ子もいれば、黙々と味わう子も。

「(母親)甘酸っぱいです。一緒に食べられて嬉しいね。(息子)うん」

訪れた人たちは秋の味覚を思い思いに楽しんでいるようでした。

佐藤観光ぶどう農園 園主 佐藤岳弘さん「毎年楽しみにして来てくれる人がいるので、そういうお客さんの顔を考えると失敗できないなと思いながら考えて作っている。買ってでは味わえない新鮮な状態のブドウや、外で収穫して食べるので自然を感じながら楽しんでもらいたい」



佐藤観光ぶどう農園では、今月末までブドウ狩りを楽しめるということです。