台風11号は2日フィリピンの東を北上し、3日にかけて進路を北西に転じる見込みです。

気象庁によりますと1日午後9時、フィリピンの東の海域で、熱帯低気圧が台風11号になりました。台風は1時間におよそ25キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心の東側220キロ以内と西側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

▼台風の中心は、12時間後の2日午前9時にはフィリピンの東の半径65キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。

▼24時間後の2日午後9時にはフィリピンの東の半径95キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。

▼48時間後の3日午後9時にはバシー海峡の半径185キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。

▼72時間後の4日午後9時にはバシー海峡の半径260キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。

台風の中心が予報円に入る確率は70%です。

台風11号進路予想図(2日午前6時) 気象庁HPより