9月1日は「防災の日」です。これに合わせ南三陸町で県の総合防災訓練が行われ参加者が被災者の救助や避難所の開設などに取り組みました。

南三陸町で行われた訓練には警察や消防、自衛隊など46の機関からおよそ800人が参加しました。

訓練は、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の大地震が発生したとの想定で倒壊した建物に取り残された人を救助したりトリアージを行ったりしました。

また、志津川中学校の体育館には避難所が開設され生徒と地域住民が協力して被災者を受け入れるためのテントの設置や炊き出しに取り組みました。

参加した中学生:「本当に震災があった時に役立てるよう自分なりに考えて行動したい」
県防災推進課 大内伸課長:「1つ1つの訓練を積み重ね訓練ごとの課題を抽出しながら次の訓練に備え災害に対応できるよう続けていきたい」

参加した人たちはいざという時に備え救助や避難の手順を確認していました。