間引かれてワインに使われなかったブドウを活用し「ビール」を造る取り組みが始まりました。

これは小菅村のクラフトビールメーカー FarYeast Brewing が山梨県甲州市のシャトーメルシャン勝沼ワイナリーの協力を得て行うものです。


8月31日は FarYeast Brewing の代表らが畑を訪れ、ワイン用ブドウの房を間引く作業を行いました。


本来ワイン用に栽培されたブドウの一部は間引かれて土に戻されますが、ビールの風味付けとして活用することで食品として蘇らせます。


去年から始めた取り組みで今年は甲州やメルローなどおよそ600kgを収穫し3000ℓを醸造する予定です。


FarYeast Brewing 山田司朗代表:
去年のものより強いブドウの香りが出るのではないかと。より香り、アロマを強調したスタイルにしていきたい。


仕込みは9月6日に行い、10月に山梨県内のスーパーなどで販売されます。