しかし、珍しいのはそれだけでは無い。
インパクトのある馬専用道の陰に隠れて(?)
この町内には、見慣れない形の信号機もあるのだ。
よく見たら六角形、なぜ?

晴天の青に映える、サクラと菜の花が鮮やかな、春を象徴するようなこちらの写真。
写り込んでいる信号機をよく見ると、その灯器が六角形なのだ。
いや正確には、灯器を覆うひさしが六角形だ。

何のためなのだろう。
信号機を管理する、岐阜県警に聞いてみた。
その結果は、次のようなものだった。
・六角形のひさしは「日よけ」ではない
・設置されている交差点の道路は、角度が浅いことから「見間違い」を防ぐためにひさしが設置されている
・見える角度を制御する「偏光方式」のレンズも使えなかった
・六角形であることに特に意味は無く、メーカーの仕様といえる

その上で、近年主流となっているLED方式の信号機は、西日などの影響を受けにくく、視認性が高いことから、日よけのひさしそのものが減っているという、豆知識も得られました。
普段見慣れている街の、身近な道路や標識も、よく見てみると、実はとっても珍しいものかもしれませんよ。
松山市内にも出現する?
ちなみに、現在記者の暮らす松山市内でも、JRの線路が大幅に高架化されていて、工事が間もなく完了する見込みとなっています。

果たして岐阜市内のような「珍スポット」は生まれるのか。
ひそかに楽しみにしています。