福岡県北九州市の旦過市場一帯の一日も早い復興を支援しようと関係者たちが対応を協議しました。
◆1回目の義援金を融通へ
総会は30日午後4時から、北九州市小倉北区にある商工貿易会館で開かれ、今年4月と8月の2回の火事で被災した市場関係者などが集まりました。
会議では今年4月の火事で寄せられた義援金の一部を8月の火事で出た瓦礫の撤去にあてることなどが提案され、被災者の承認を得たということです。
◆がれき撤去に3000万円
旦過地区復旧対策会議・中尾憲二副会長「温かい支援に被災者を代表して心から感謝。旦過地区一体となって復旧を目指す」
がれきの撤去には約3000万円の費用がかかる見通しです。来月5日から作業を始め、10月末の完了を目標としています。
北九州市によりますと、市場のメイン通りの規制の解除については、31日から本格的に仮囲いを設置し来月3日をめどに開通できるようにしたいということです。
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