西条市のホームページなどに掲載されたイラストについて著作権侵害を指摘され、使用料として240万円余りを請求されていることが分かりました。

これは、西条市の玉井市長が27日の定例会見で明らかにしたものです。

それによりますと西条市のホームページに掲載されたウォーキングマップと2つの公民館だよりに使用された2種類のイラストについて、大阪府内のイラストレーターが著作権を侵害されたとして、240万円あまりの損害賠償を求めて大阪地裁に訴えを起こしたということです。

ウォーキングマップは、2014年11月から今年7月まで、2つの公民館だよりは、21年と22年から今年3月まで掲載され冊子としても配布されています。

問題のイラストは、インターネットからダウンロードしたとみられ、西条市は、掲載を認めていますが、使用料の金額や著作権侵害に当たるのかを含め、裁判で争う方針だということです。