台風10号の影響で、東海地方は31日土曜日ごろまで大雨になる所がある見込みで、気象台が警戒を呼びかけています。

非常に強い台風10号は、この後に奄美地方や西日本に接近し、30日の金曜日以降に東海地方に最も近づく見込みです。
東海地方には暖かく湿った空気が流れ込み、27日朝の愛知県田原市では1時間に65ミリの非常に激しい雨が降った他、三重県大紀町で48ミリの雨を観測しました。

東海地方は、この後も非常に激しい雨の降る所があり、28日午前6時までに予想される雨の量は、いずれも多い所で愛知県と岐阜県で150ミリ、三重県で200ミリで、土曜日頃まで大雨になる所がある見込みです。
気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水やはん濫に警戒を呼びかけています。