イスラエル軍はレバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織ヒズボラに先制攻撃をしたと発表しました。ヒズボラも300発以上のロケット弾をイスラエルに向けて発射したとしていて、攻撃の応酬となっています。

イスラエル軍報道官
「軍は脅威を取り除くため、自衛行為として、レバノン内のテロリストを攻撃している」

イスラエル軍は25日、ヒズボラがイスラエルへの大規模攻撃を準備しているのを確認したとして、自衛のため、ヒズボラの拠点を攻撃したと発表しました。戦闘機およそ100機で、数千のロケット発射装置を破壊したとしています。

一方、ロイター通信によりますと、ヒズボラは、イスラエルに対し320発のロケット弾を発射するなどし、11の軍事施設を攻撃したと発表。先月、司令官が殺害されたことに対する報復の第一段階が完了したとしています。