山形県内の手足口病の感染者数が5週連続で警報レベルとなっていて、県では基本的な感染対策を呼びかけています。

県衛生研究所によりますと、今月18日までの1週間に県内22の小児科定点医療機関に報告があった手足口病の感染者数は137人でした。

前の週より245人減少しているものの、1定点医療機関あたりは6.23人で、5週連続で警報レベルが続いています。

保健所別では、庄内保健所は前の週より58人減り警報と注意報のレベルを下回りましたが、そのほかの保健所では警報レベルが続いています。

また、子どもの夏かぜ、ヘルパンギーナの患者数は26人で、前の週より102人減少しています。

県全体では、注意報レベルを下回っていますが、保健所別では置賜保健所で8人となっていて、警報レベルが続いています。

県では引き続き、手洗いや手や指の消毒、換気など、基本的な感染症対策を呼びかけています。