県内では今月から早期米の収穫が始まり、29日、県庁で大石知事に今年の新米が贈呈されました。

諫早市森山地区で今月収穫されたコシヒカリです。透明感のある白さが美味しいお米の証です。

「知事さんに食べて頂こうということで持って参りましたのでよろしくお願いします」

贈呈したのは、JA長崎中央会の山川会長らで、今年は梅雨明けが早く稲の成長も早かったことなどを大石知事に報告しました。一方で、気温が高すぎると米粒が白く濁るなど生育に影響が出るため、農家が田んぼの水温の管理に苦労したということです。

(JA長崎中央会・山川重幸会長)「高温に強い品種をですね今後開発していかなければ技術だけではどうにもならない部分がありますので(県の)試験場あたりで開発をお願いしたいなと思っております」

県内では来月から普通期米の稲刈りも本格化し、県内全域でおよそ5万トンの収穫が見込まれています。