山梨県が発注した大月市内の県道の工事で、設計ミスが明らかになりました。
計算の誤りから強度が不安定な橋の土台を手がけたとして、県は29日、東京の業者を指名停止としました。
県が指名停止1か月にしたのは東京・千代田区の「千代田コンサルタント」です。
この業者は、県が発注した大月市猿橋町の県道工事で全長およそ70mの橋の設計を担当し、強度が不安定な橋の台を納入したということです。

別の業者が橋げたを設置する際に不具合に気づき、業者側は「コンクリートと鉄筋が負担する耐久力の計算を誤った」と説明しています。
そして業者が費用を負担して補修工事を行い、橋は予定通り今年度中の完成を見込んでいます。
