8月3日に大阪で命の大切さを考える集会が開かれました。その集会でマイクを握ったのが3年前、海外の赴任先で当時27歳の息子優貴さんを亡くした上田直美さんです。遺族として公の場で話すのはこれが3回目です。

上田直美さん:もうすぐ帰ってくると思っていたゴールデンウイークの5月1日に会社から一本の電話が鳴り、30日14時ごろ息子さんが現場で転落してなくなりましたと…。残業時間が80時間を超えていなかったので、過重労働はなかった。パワハラの有無については、怒鳴りつけるなどはなく注意している普通の言い方だと聞いているとのことでした」