フランスの俳優アラン・ドロンさん(88)が亡くなったとフランスの現地メディアが報じました。

アラン・ドロンさんは広島とも縁のある方でした。RCCの当時のニュースには1983年、CMに出演していた東洋工業(現マツダ)の工場を訪問する姿が残っています。

工場を見学後、初代サバンナRX-7を運転するなど、そのスターぶりに多くの県民は心を奪われたそうです。

この広島滞在中、アラン・ドロンさんは平和公園を訪れて慰霊碑にも参拝しています。11月1日午前、広島平和公園を訪れたアラン・ドロンさん。修学旅行の生徒やファンが大勢集まるなか、慰霊碑に花輪を捧げ、黙とうしました。

原爆資料館で被爆資料に見入っていたアラン・ドロンさん。原爆の悲惨さを目の当たりにし、「人類の才知で二度とこんな悲劇を繰り返してはならない」とコメントしたと当時のニュースは伝えています。