世界の強豪が集うダイヤモンドリーグのローザンヌ大会(スイス)が日本時間27日に行われ、3000m障害に出場した三浦龍司が(20・順大)が今季自己ベスト8分13秒06で4位に入った。来年行われる世界陸上ブダペストの参加標準記録(8分15秒00)を突破した。優勝は東京五輪、世界陸上オレゴンを制したモロッコのS.エル・バカリ(8分02秒45)。

この種目で日本記録を持つ三浦、ダイヤモンドリーグは6月のストックホルム大会以来2度目の出場となった。前回は本業ではない3000mに出場し、日本歴代4位となる7分47秒98で10位だった。今回は本業の3000m障害での出場、序盤は集団の中で様子をうかがう展開。次々と水濠を越えていき、残り1000mでスパート。8番目あたりから強豪選手を抜き、順位を4位にあげて今季ベストとなる8分13秒06でゴールした。三浦は来年開催の世界陸上ブダペストの参加標準記録(8分15秒00)を突破した。

世界連盟は先週19日、来年ハンガリー・ブダペスト(8月19日~27日)で行われる世界陸上の参加標準記録を発表していた。3000m障害はオレゴン大会で8分22秒00だったがブダペスト大会では8分15秒00となった。