岸田総理が総裁選に出ないと表明したことで、「ポスト岸田」選びに向けた動きはどうなっていくのでしょうか。国会記者会館から、官邸キャップの川西記者です。
お盆明けから始動すると言われていた総裁選レースですが、ある閣僚経験者は「9月までに候補者が出揃うのでは」と分析するなど、前倒しで動き始めました。
「ポスト岸田」候補のひとり、石破元幹事長は訪問先の台湾で「自分を総裁選に推してやろうという方々が20人おられれば、是非とも総裁選挙に出馬したい」と明言しました。
また、自民党関係者によりますと、河野デジタル大臣も今週に入り、総裁選に向けた政策集を作ろうと動き始めたということです。
そして、総裁選への意欲を示す自民党の茂木幹事長は、まもなく麻生副総裁と会談します。この会談自体は以前から決まっていたということですが、両者の対応が注目されます。
岸田総理周辺は「腹を切るからには自民党に改革実行を迫る、攻めの退陣だ」と語っていますが、そう思われるためには「ポスト岸田」候補がどこまで改革色を出せるかがポイントになります。
注目の記事
「水着をずらして性器を...許せない」スイミングスクールで娘が盗撮被害 インストラクターの男は「バレるリスクも低く都合よかった」なぜ防げなかった? 「二度と被害者を出させない」両親はスクール側に"第三者による検証"求め民事調停を申し立て

物価高対策は実現する?「地方交付金」「年収の壁」「5年で100万円増」…自民党総裁選 5人の政策を比較【Nスタ解説】

「腹が立つ。行く気持ち失せた」"奪われた"万博チケット...誰かが不正ログイン→勝手に譲渡されていた!博覧会協会は『返金・再交付できない』警察への被害届は『受理されない』

服にくっついてイラッ「ひっつき虫」の世界 対処法は?実は“あの製品”開発のヒントにもなっていた

「亡くなっても家族を助けてくれている」奥能登豪雨1年 中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きる源”

「つらかった過去にひとつの区切りを」小倉美咲さん行方不明から6年 母親が献花台を閉じる 山梨・道志村
