「親父に『良かった』と言われるのが楽しみ」競技引退も考えた過去

青森山田高校 相馬季明副校長
「水泳、そしてレーザーラン。表彰台で涙して一緒に泣いてましたよ。努力したのかなと思いますけどね。かなり見えないところでですね。泳ぎ的にはいいセンス持っていたと思いますよ。当時から」

東京オリンピックの出場を逃し、競技引退も考えたとき、家族や恩師の言葉に突き動かされ112年の歴史の扉をこじ開けました。

近代五種史上初「銀メダル」を獲得 佐藤大宗選手
「親父の分も、そして家族、親父を支えている家族、みんながんばっているので自分も負けずにメダルを取って、いい報告をして親父に『良かった』と言われるのが楽しみ。青森の地酒の『豊盃』っておいしいですけれども。おちょこ一杯だけでもいいので、ちょっと乾杯したいなと思っています」

2028年のロサンゼルスオリンピックでは、馬術が外れるため現在の形では最後の実施。競技発祥の地で成し遂げた快挙は、色あせることなく輝きを放ち続けます。