9月8日に投開票される宜野湾市長選挙に向け、元宜野湾市長の佐喜真淳さんが正式に出馬を表明しました。

佐喜真淳さんは7日、宜野湾市のホテルで会見を開きました。

▽佐喜真淳さん
「松川正則市長の遺志をしっかりと引き継ぎ、常に市民に寄り添い」「全身全霊を傾注してまいる覚悟でございます」

正式に出馬表明をした佐喜真さんは、松川市長が取り組んでいた普天間基地の早期返還や跡地利用の促進、子どもの医療費や給食費の助成事業などに触れ、「松川市政の流れを止めてはならない。責任をもって遺志を引き継がなければならない」と決意を述べました。

2019年に旧統一教会の関連団体が台湾で開いた「祝福式」に出席したことについては次のように述べました。

▽佐喜真淳さん
「(旧統一教会の関連団体と)関係をもったことで、多くの皆様方にご心配をおかけしたことは深く反省している」「(以降)同団体との関係を一切断ち切り、これからも透明性をもって活動しながら今回の選挙戦に臨んでいく」

佐喜真さんは7日、自民党から正式に推薦を受け、今後、公明党からの推薦も得る予定です。

このほか宜野湾市長選挙には市議の桃原功さんも出馬の意向を示しています。