毎年のように大雨被害に見舞われる日本。

音の聞こえない聴覚障害者は、健常者以上に災害時、不安や危険を感じています。

聴覚障害のある漫画家が自身や仲間の実体験を描き支援と対策の必要性を訴えています。

「聞こえない人の声」知ってほしい

福岡県久留米市に住む漫画家の平本龍之介(44)は、生まれつき耳が聞こえません。

普段から自身の体験などに基づき、聴覚障害者の悩みについて漫画で発信しています。

例えば、「聞こえない人の声」というタイトルの4コマ漫画。

【漫画】聞こえない人の声

「コンビニで指さしボードを設置するようになった」

「聞こえない人にとってとても喜ばしいことだ」

「ボードの上に物を置いているコンビニもあった」

「指さしボードは私たちの声代わりです」

漫画家 平本龍之介さん
「自分が経験したことを描いて、それを見て知ってもらうことが大事かなと、いろいろな人に知ってもらいたいと描き始めました」