スペインでまた、文化財の修復が物議を醸しています。
スペイン内陸部の町にあるヌエストラ・セニョーラ・デル・ミロン教会。1725年に建てられ、元々は白を基調とした教会で、天井には繊細な作りの天使の彫刻が飾られていました。
しかし、大規模な修復が終わると、天使の像には太い眉毛と真っ赤な唇が描かれ、何とも言えない表情をした変わり果てた姿に。
地元の文化遺産保護団体は「なんてことをしてくれたんだ」と非難。
地元メディアによると、スペイン修復技師協会の会長が「修復の失敗ではなく、遺産に対する攻撃だ」とするなど、今回の修復に対する批判が相次いでいて、問題が解決するまで教会は閉鎖されるということです。
スペインではこれまでにも文化財の「残念な修復」が行われていて、2012年には専門家ではない女性がキリストのフレスコ画を似ても似つかないものに修復して話題となりました。
注目の記事
障がい者就労支援で疑惑「数十億円規模」の給付金を過大請求か 元職員が語った加算制度の悪用手口「6か月ごとに契約だけ切り替えて...」 事業所の元利用者も"高すぎる給付金額"に不信感

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

15年前の“時効撤廃”なければ逮捕されることはなかった 安福久美子容疑者(69) 別事件の遺族は「ぱっと明るくなりました」 全国には未だに350件以上の未解決事件

クマは四国にも?一部の山に20~30頭ほどが生息か 本州と違い「絶滅の危機」に瀕するツキノワグマ 四国では「保全活動」も

「価格破壊の店」「市民の味方」物価高続く中”10円焼き鳥”守り続ける店主の思い 創業75年の老舗居酒屋 福岡・大牟田市

「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」









