長崎駅の東口と西口について、長崎市が設けた選定審査会が、24日、応募された案の中から愛称を選びました。


東口と西口の愛称は「長崎駅に親しんでもらい、西九州新幹線開業」を盛り上げようと、長崎市が先月から募集、全国から1,760件の応募がありました。

審査会では有識者や経済団体の代表ら4人の委員が、応募の多かった愛称を中心に検討。その結果──

長崎市長崎駅東口・西口愛称選定審査会
林 一馬 委員(長崎総合科学大学名誉教授):
「東口は『かもめ口(ぐち)』、西口については『いなさ口(ぐち)』ということで一応の結論としたい」

出口側にあるものをイメージしやすいよう、再び「かもめ広場」が復活する東口を「かもめ口」に。
西口は、稲佐山にちなみ「いなさ口」と、ともに平仮名で表記します。

愛称は長崎市長に報告後、JR九州での手続きを経て来月中旬、正式決定する見込みです。
■ 工事が進む長崎駅東口はこう変わる

長崎駅周辺の再開発は去年、西口エリアに出島メッセ長崎やホテルヒルトン長崎などがオープンし、残すは東口エリアです。
東口へ向かうルートは3つ──
・雨の日でも濡れない屋根付きの道
・緑やマルシェなどが楽しめる道
・JR九州が建設中の ”新しい駅ビルの中” を通って行くことができるようになります。



また、来年春に部分開業する ”新しい駅ビル”は、地上13階建て。


店舗やオフィス、駐車場、そして、7階以上には、九州初進出の外資系ホテル「マリオットホテル」が入ります。

そして、東口から出て国道に面した場所には再び『かもめ広場』が復活!
周辺が多目的広場となります。