来月29日に生まれ変わるJR松山駅。
特急列車のスムーズな乗り換えや自動改札機の導入など利便性がアップします。

JR四国によりますと来月29日にオープンする新しい松山駅では、高架化に伴い、岡山や高松を結ぶ特急「しおかぜ・いしづち」と、宇和島を結ぶ特急「宇和海」との乗り換えが、対面でできるようになるということです。

現在は2本の特急が縦に並んでいた場合、移動距離が最長220メートルもあるということですが、半分程度になり、階段を使うこともなくなります。

また、新しい駅舎には、JR四国では初めて、有人改札に周囲をガラス張りにした「ウォークインタイプ」が導入されるほか、JRの駅舎では県内初、四国でも3例目となる自動改札機が設置されます。

一方、乗客の減少や人手不足に対応するため、オープンに合わせてダイヤ改正も行い、JR四国管内で合わせて22便を減便します。