安全な来島海峡へ―
一部変更された航行ルールの運用初日の任務にあたった槌田管制官。行き交う船に新しいルールを無線で英語で伝えます。
しかし、この後、船の進行方向に異変が…。
ベテランの管制官
「勘違いしている可能性がある。航路内左手を勘違いの可能性がある」

ベテランの管制官が船の勘違いに気付きました。槌田管制官、あらためて正しい情報を伝えます。
槌田管制官
「船にとって確認できているのか、こちらが確認を取らないといけないというのを強く感じました。相手の『わかってます』を信用しすぎたかなというのはあります」
反省している間にも、次の船が…。すぐに気持ちを切り替えます。
こうしてベテランたちに見守られながら、日々の任務の中で一歩ずつ成長する新人管制官の2人。
来島マーチス 和田圭太課長
「2人には船が来島海峡航路を通るときに『この人たちの話を聞けば安全に航行できる』と思ってもらえるような管制官になってもらいたいと思います」
槌田管制官
「船にとって必要な情報をわかりやすく丁寧に伝えられる管制官を目指します」
三津山管制官
「日本人なので英語に慣れ親しんでいないので、外国人にもちゃんと伝わるような情報提供をしていくのが理想」
安全な来島海峡へ―。新人管制官の2人は、先輩たちと共に24時間365日、海の難所を見守り続けます。