来年開催される広島サミットに関連したテロが山梨県内で発生したことを想定した対応訓練が甲斐市で行われました。


訓練は、1日およそ1000人が訪れる甲斐市の「サテライト双葉」で行われ、警察と施設スタッフおよそ50人が参加しました。

テロを想定した訓練 甲斐市・サテライト双葉 23日


訓練は施設に爆破予告があり、巡回していた警備員が1階ホールのごみ箱の横で不審物を発見したという想定で行われました。

会場では、通報でかけつけた警察官が施設の管理者と連携し館内放送や拡声器を使って客を安全な場所へ誘導しました。

客への呼びかけ:
不審物があったので出て下さい。

そして機動隊が爆発物かどうかを確認し、アームを使って不審物を回収しました。

不審物をアームで回収する訓練


甲斐警察署 高村俊次警備課長:
不審物発見したら触らないで、すぐ通報していただくことと。実際こういうことがあった場合、今回みたいな対応をしてもらえたら。

警察はほかの集客施設などでもテロの対応訓練を行う予定


警察はほかの集客施設などでもテロの対応訓練を行う予定です。