市長の死去にともなう宜野湾市長選挙が、9月8日に実施されることが決まった。宜野湾市選挙管理委員会(喜瀬昭夫委員長)が28日、発表した。

宜野湾市の松川正則市長は26日、公務出張中の東京都内のホテルで死亡した状態で発見され、現在は副市長が職務を代行している。

26日、東京都内のホテルで死亡が確認された松川宜野湾市長



市政与党・野党側とも候補者擁立に向け人選を急ぐ構え。後継候補の擁立となる与党側は自民党関係者が「まずはしっかりと葬儀、選考はその後」と強調した。

別の自民党関係者は、「(前市長の)佐喜眞淳氏や(現議長の)呉屋等氏などの名前がすでに挙がっている。政界以外も含め4、5人の名前が挙がりそう」な状況だとした。

一方野党側はオール沖縄陣営の幹部が「6月に終えたばかりの県議選に立候補していた人の名前は挙がっている。衆院2区選出の国会議員や県議会与党各会派、玉城知事の後援会も絡み、選考委員会の立ち上げを急ぐ」と語った。