プロ野球ドラフト会議まであと3か月―。広島6大学野球の春季リーグ戦を制した広島経済大学には、プロも注目する有力選手がいます。秋のリーグに向け、実力を高める選手たちを取材しました。

この春、リーグ通算30度目の優勝を果たした広島経済大学。4番の 寺本聖一 選手は、広島商業高校時代から注目された逸材でした。身長は170センチと大柄ではありませんが、ハードなトレーニングでスケールアップに成功しています。

広島経済大学 寺本聖一 選手(外野手)
「ぼくは背が小っちゃい方なんで、スケールが大きくなっていかないと、もっと上の世界でやれないっていうふうに思っているので」

「打球速度だったり、あと足の速さもちょっと速くなったりとか、肩も強くなったり、ワンランク、高校のときよりはスケールっていうか全部、スピード感が増していると思うので」

成長したのはプレー面だけではありません。チームを背負う責任感で、秋のリーグに挑みます。

寺本聖一 選手
「使ってもらっている部分に対して、4番でもありますし、そこはしっかり自覚と責任を持って打席に立ちたいと思っていますし、それなりに誰にも負けないぐらい、やっぱり練習しないといけないと思っているので、そこはしっかり自分の中で持ってやっていきたいです」