富山県南砺市の土木工事業「シー・カンパニー」が今月9日までに富山地方裁判所高岡支部から自己破産の開始決定を受けました。負債総額は約1億600万円を見込んでいます。
東京商工リサーチによりますと、富山県南砺市の土木工事業「シー・カンパニー」は1998年創業、2011年に法人化、地元の南砺市を基盤に、とび・土木工事やコンクリート工事、建設機械リースなどを手がけ、地元を中心に業容を重ねてきた土木工事業者です。
2016年10月期には売上高9918万円を計上しましたが、薄い利益水準を強いられ2023年10月期までの6期連続で最終赤字を計上、債務超過に陥りました。
その後も受注環境の悪化が続き2023年10月期の売上高は2574万円まで落ち込みました。2024年5月期に入ってからも業況は回復せず、資金運営も限界に達したことで事業継続をい断念、今回の措置となりました。
負債総額は1億600万円とみられます。














