那覇市選挙管理委員会(市選管)は21日投開票の市議会議員補欠選挙で、投票所の入場券を選挙権のない20人に誤って発送したと明らかにしました。

市選管によりますと入場券は7月3日に発送されていて、選挙権のない20人にも誤って発送したということです。

20人はいずれも、那覇市外に転出してすぐ那覇市に再転入していて、役所のデータ上では「3か月以上市内に住所があること」という有権者の条件は満たしていなかったものの、市外に転出していた期間が短かったため、選挙人名簿上では氏名が残った状態でした。

このように選挙権がないにも関わらず例外的に作成される入場券は、市選管スタッフが手作業で抜き取り処分をしますが、今回はスタッフ間の引継ぎが出来ておらず作業が行われなかったということです。

選挙管理委員会は誤って送付した人に対し、謝罪文と報告文を送付したということです。