来年に迫っている団塊の世代が75歳以上となる2025年問題。
介護や看護のニーズが爆発的に増加する事が懸念されている中、こんなデータがあります。

山梨県内で1年間に介護や看護を理由に仕事を辞めた人の推移です。
少子高齢化を背景に、この10年間で600人からほぼ倍増しています。
そして、全体の離職者でどれだけの割合を占めているかがこちら。
県内は全国平均を逆転、大きく突き放し全都道府県で3番目に高い割合となっています。
こうした問題に対して県はケアラーと呼ばれる介護や看護を行う人への支援に本格的に乗り出すとしています。

山梨県 長崎幸太郎知事:
「介護離職は本人を終わりの見えない苦しみにたたき落とす おそれもあるし、社会的にも大きな損失になる」