公共施設への入場や電子決済など、活用の場が広がるマイナンバーカード。普及の旗振り役となっているのが「ポスト岸田」候補でもある河野デジタル大臣ですが、カードへの反発も一手に引き受けるかたちとなっています。
河野大臣が視察に訪れた富山県朝日町では、今年1月からマイナカードのICチップを活用し、現金をチャージしてカードに電子マネーの機能を持たせる取り組みを独自で始めました。
すでに町内の加盟店などで利用が始まっていて、マイナンバーカード1枚で買い物ができます。
また、朝日町ではバスとタクシーを合わせても9台しかないことから、2年前に全国で初めて公共ライドシェアのサービスを展開。ドライバーのスマートフォンにカードをタッチするだけで決済が完了するというのです。
「タッチもスムーズでよかったです」
マイナンバーカード普及の旗振り役を担う河野大臣。一方で、JNNの世論調査では「ポスト岸田」としての人気度は順位こそ3位ですが、7月は9.3%と、今年に入って1桁台で推移しています。
河野氏の周辺
「岸田総理は河野太郎を閣内に取り込んだままにして、マイナ問題を押し付けた」
周辺からは“恨み節”も漏れる中、当の本人はマイナンバーカードに対する不安払しょくに自ら乗り出したい考えで、今月に入り、毎週地方への視察を重ねています。
河野氏の周辺
「これまではマイナスで見られていたが、いま進めているデジタル化が実現すれば、かなり大きな功績になる」
マイナンバーカードに対する信頼を取り戻すことでピンチをチャンスに変えたい考えです。
河野太郎デジタル大臣
「我々が申し上げている市民カード化というのが実現できてるのかなと思いました。やっぱり、いろんなサービスでマイナンバーカードが自然に出てくる、そこが非常に大事なのかなと思います」
「ポスト岸田」としての“信頼”を得られるかはマイナンバーカードの普及と「一蓮托生」なのかもしれません。
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