長崎県内の新規感染者の発表は、1週間の中で見ると月曜日が最も少なくなる傾向があります。つまりこれは裏を返せば、”週末に検査対応できる病院が少ない” ということです。

あすから土日で、特に日曜日は『かかりつけの病院がお休み』という人もいると思います。
まず ”無症状で検査を希望する人” は、自分で『抗原キットを購入』したり、『県の無料検査所を利用』したりするよう呼びかけられています。
そして発熱した場合です。
どうすればよいか、県医師会の会見と、県の見解をもとにまとめました。

▽ 発熱やのどの痛みを感じたら仕事や学校を休み、家にいるようにします。
このうち──
・水が飲めない
・呼吸が苦しい
・ぐったりして動けない
・乳幼児で顔色が悪いなどの
”重い症状”がみられる場合は『医療機関への受診』が必要です。
この時、医療機関を受診する流れとしては
(1)まずはかかりつけ医です。
ここまでは平日と同じですが、土日の場合は、ここから変わってきます。
(2)かかりつけ医などの ”身近な医療機関が休み” の場合は、
県ホームページに掲載されている「診療・検査医療機関検索MAP」を活用してください。(https://shinryoukensa.pref.nagasaki.jp/)
(3)さらに受診先に迷う場合には「受診・相談センター」に電話相談してください。( 電話 0120 - 071 - 126 土日含む24時間対応)

ただ、医療現場もひっ迫しているため、発熱しても──
・65歳未満
・基礎疾患がない
・症状が軽い(飲食できる 呼吸が苦しくない)などの場合は、まず『市販の解熱鎮痛剤で対処』するよう呼びかけられています。
ただし──
・息ができない
・顔色がおかしい など 『重篤な症状』が見られるときは、”救急車を呼ぶ必要”があります。