夏場に乳幼児がかかりやすいとされる「手足口病」の患者が急増しています。富山県内では5年ぶりに警報レベルを超えました。警報レベルを超えたのは4週連続で、ここ1、2週間がピークになると見られています。

八木小児科 八木信一医師:「今年は6月中旬前後くらいから増えはじめまして、この1~2週間がピークかなと思っています」

手足口病とは、手のひらや足の裏、口の中に、痛みやかゆみを伴う小さな水ぶくれができる感染症です。

主に4歳くらいまでの子どもを中心に流行し、発熱や喉の痛みに加えてまれに脳炎などを引き起こし死に至ることもあります。

八木医師:「夏場に流行するので夏かぜウイルスという風に呼ばれるんですけど」「小さいお子さんですと口の中に発疹ができるとかなり痛いですので痛がって水分を取れなかったり、食事もちょっと取りづらいということで、その辺は注意が必要かなという風に思います」

八木医師:「(患者は)一週間にすると10人から20人前後くらいかなと思います」