山梨県教育委員会が学校向けの熱中症ガイドラインを初めて作成しました。
運動中止の目安などをまとめています。

「学校における熱中症対策ガイドライン」は、猛暑の日が増える中、子どもたちの命や健康を守ろうと県教育委員会が初めて作成しました。

熱中症の予防措置などをまとめていて、気温や湿度などから算出される「暑さ指数」を目安にした行動方法が示されています。

ガイドラインでは活動場所の暑さ指数を機器で確認し、暑さ指数が31以上だったら原則運動は中止となります。

活動する場合は医師や看護師を常駐させ、救護所や救急搬送体制を準備することや、涼しい屋内で運動することとしています。

なお、暑さ指数35以上の熱中症特別警戒アラートが発表された場合、管理者は全ての人が熱中症対策をしているか確認し、徹底できていない場合は運動や外出などの中止、延期を判断します。

県教育委員会は「ガイドラインを各学校に周知し、夏休み中の部活動でも実践してもらいたい」としています。